
大型映像装置や投票設備の障害記録を横断分析し、再発しやすい設備や条件を見える化。重点保守と初動判断を支援します。
公営競技施設では、場内の大型映像装置、投票端末、発券・払戻機、ネットワーク機器など、多数の設備が同時に稼働します。開催中に一部機器が停止すると、来場者案内や投票業務に直接影響するため、保守担当者には短時間での原因切り分けと復旧が求められます。 一方で、障害対応後の記録は、保守報告書やチケット、機器ごとの履歴に分散していました。「この端末は以前も同じ時間帯に止まっていた」「特定の映像送出機だけ開催後半にエラーが増える」といった傾向は、担当者の記憶や個別の検索に頼らなければ見つけにくい状態でした。 そこで、障害記録を設備単位・開催単位でつなぎ、過去の不具合傾向を分析できる仕組みを構築。復旧対応だけでなく、次回開催前の重点点検や交換判断にまで活用できる状態を目指しました。
障害発生時刻、設備ID、設置場所、機器種別、エラーコード、症状、復旧方法、交換部品、対応担当者などを設備単位で紐付けて一元化しました。
開催日、レース進行、来場状況、投票集中時間帯、設備稼働時間などと障害履歴を重ね、特定条件で不具合が増えていないかを分析します。
同一設備の類似故障、特定機種に偏る交換部品、一定稼働時間後に増えるエラーなどを抽出し、重点確認対象として提示します。
単なる障害一覧ではなく、「次回開催前に確認すべき箇所」「継続監視が必要な設備」として保守担当者が引き継げる形で整理します。
障害が起きるたびに個別に復旧するだけでなく、同じ設備・同じ部位で繰り返している不具合を横断的に確認できるようになりました。
過去の障害頻度や継続監視事項をもとに、次回開催前に優先して見るべき設備を判断しやすくなりました。
どの症状に対して何を確認し、どの部品を交換したかを設備単位で追えるため、担当者の記憶に依存せず過去対応を再利用できるようになりました。
設備ごとに分散していた障害記録を統合し、機器種別・設置場所・発生時間帯・開催条件などでグルーピング。類似障害の再発、交換部品の偏り、稼働時間との関係などを分析し、重点確認が必要な設備や条件を抽出します。
6カ月
800万円