
スコープID・患者・洗浄機ログ・薬液・保管記録を突合し、追跡不能や記録漏れを自動検知。
内視鏡は患者ごとに使用された後、ベッドサイドでの前処理、漏水テスト、用手洗浄、洗浄消毒装置による高水準消毒、乾燥・保管と複数の工程を経て再使用されます。 現場では、患者IDとスコープIDの紐付け、使用した洗浄消毒装置、サイクル結果、薬液情報、担当者、保管場所などをそれぞれ記録していました。しかし記録媒体や入力タイミングが分かれると、後から一連の履歴を追うために複数画面や帳票を確認する必要があります。 問題は、洗浄自体が正常に終わっていても、記録の一部が欠ければトレーサビリティが成立しないことです。そこで、工程ごとのログを横断的に照合し、追跡できない状態を日常運用の中で早期に検知する仕組みを開発しました。
検査時の患者IDとスコープID、洗浄消毒装置のサイクルログ、担当者記録を時刻とIDで紐付け、一連の履歴として再構成します。
使用後なのに洗浄記録がない、洗浄完了時刻より前に保管登録されている、別スコープの履歴が紐付いているなど、通常の工程順序から外れる記録を検知します。
洗浄消毒装置の正常終了だけでなく、薬液交換・濃度確認・装置エラーなどの関連情報も確認対象とし、記録上の見落としを減らします。
全件を人が読み直すのではなく、AI・ルール判定で要確認となったスコープだけを一覧化。担当者は異常理由を確認し、必要に応じて記録補完や現場確認を行います。
担当者が複数の帳票や画面を順番に確認するのではなく、要確認として抽出された記録から優先的に確認できるようになりました。
監査や問い合わせが発生してから記録を探すのではなく、日々の運用時点で紐付け不足や工程抜けを発見し、早期に補完できるようになりました。
担当者ごとに確認方法が異なる状態を減らし、患者使用、洗浄消毒、保管までを同じ手順で確認できる仕組みを整備しました。
各データをスコープIDと時刻で紐付け、標準的な工程フローと照合。工程抜け、時系列矛盾、ID不一致、関連記録不足を判定し、確認理由付きで監査対象を抽出します。
4カ月
600万円